【富士山キャンプ場の穴場】静かに絶景を楽しむ厳選ガイド

こんにちは。ゆるっと、私のソロキャン時間の中の人「ミホ」です。

「富士山キャンプ場穴場」と検索している方は、きっと私と同じように、雄大な富士山の絶景を「静かに」「ゆるっと」独り占めしたい…！と願っている方かなと思います。ふもとっぱらや浩庵キャンプ場のような聖地は本当に素晴らしいですが、ハイシーズンは予約困難で、現地も混雑しがちですよね。

この記事では、そんな有名キャンプ場の喧騒を避け、自分だけの時間を大切にしたいキャンパーさんに向けて、私がリサーチした「本物の穴場」をタイプ別に厳選してご紹介します。1日1組限定のプライベートな場所から、ソロキャンプにおすすめの静かなサイト、予約不要でふらっと行ける場所、そして千葉から富士山を望む意外な盲点スポットまで。あなたの理想の「穴場」探しの参考になれば嬉しいです。

「穴場」の4タイプ（プライベート型・新規型・立地特化型・静寂型）
1日1組限定やソロ専用サイトがある「隠れ家」キャンプ場
予約不要で通年営業の「西湖」エリアなど、静けさ重視の穴場
千葉県から富士山を望む、盲点的な絶景キャンプ場

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富士山キャンプ場の「穴場」をタイプ別に解説
目的別！富士山キャンプ場の穴場おすすめ
富士山キャンプ場穴場の総まとめ

富士山キャンプ場の「穴場」をタイプ別に解説

「穴場」といっても、その魅力は人それぞれ違いますよね。「とにかく人がいないプライベート感」を求めるのか、「新しくて快適な場所」を求めるのか。ここでは、私がリサーチした富士山周辺の穴場キャンプ場を、4つのタイプに分けてご紹介します。

穴場の定義と有名キャンプ場の混雑

「ふもとっぱら」や「浩庵キャンプ場」は、本当に素晴らしい場所ですが、その人気ゆえに週末やハイシーズンは予約が数ヶ月前から埋まり、現地もテントで密集しがちです。「富士山は見たいけど、混雑は避けたい…」というのが、私たちが「穴場」を探す一番の理由ですよね。

私が思う「穴場」とは、「まだ多くの人に知られていない、価値ある場所」のこと。そして、その価値とは「静けさ」です。多くの場合、穴場は「不便さ」と引き換えにその「静けさ」を保っています。

例えば、富士五湖の中でも「西湖」「精進湖」「本栖湖」エリアは、河口湖や山中湖に比べてスーパーやコンビニが少なく不便です。でも、その不便さこそが、過度な混雑を防ぐ「防壁」となっていて、「自然豊かで静けさ重視の穴場エリア」という最高の価値を生み出しているんです。

穴場を選ぶときは、この「不便さ」を受け入れ、食材や薪は事前に完璧に準備していく、という心構えが大切かなと思います。

①プライベートサイト（一日一組限定）

「他人が少ない」ことが物理的に保証されている、究極の「隠れ家」タイプです。お値段は張るかもしれませんが、その価値は絶大です。

Hirabayashi Camping (山梨県富士川町):
なんと「1日1組限定」という、これ以上ないプライベート空間が保証されたキャンプ場です。古民家が併設されたサイトから富士山を独り占めできるそうで、トイレ、シャワー、電源も完備。ペット同伴も可能と、まさに贅沢の極みですね。
グランパパ -大人の隠れ場- (静岡県富士宮市):
2021年にオープンした、コンセプト通りの「大人の隠れ場」です。ここが面白いのは、「ソロ専用の『富士山眺望ぼっち区画サイト』」があること。ソロキャンパーのニーズをしっかり分かってくれています。
SUMIYA BASE (静岡県):
「ソロキャンプの秘密基地」と銘打たれた、小規模なソロ専用キャンプ場です。東名裾野ICから10分という好立地なのに、あまり知られていない穴場です。

②新規オープンの快適キャンプ場

2021年以降にオープンした場所は、まだ知名度が低く、比較的予約が取りやすい「ネクスト定番」穴場です。施設が新しくて綺麗なのも、女性には嬉しいポイントですよね。

近ヶ坂キャンプ場 (山梨県都留市):
2021年オープン。都心から中央道都留ICを降りて5分という抜群のアクセスが魅力です。全16サイトと小規模で、料金も3,000円からとリーズナブル。ただし、サイトから富士山が直接見えるかは要確認です。富士山観光の「静かな拠点」として使うのが賢いかもしれません。
Retreat Camp まほろば (山梨県富士河口湖町):
こちらも比較的新しく、設備が整っているオートキャンプ場として注目されています。シャワー・トイレ完備で、ペット同伴もOK（自身のテントのみ）です。

③立地の盲点「千葉」から見る富士山

これはまさに「盲点」の穴場です。「富士山キャンプ＝山梨か静岡」という常識を覆す、千葉県から富士山を望むキャンプ場があるんです。

鋸南ほしふるキャンプ場 (千葉県鋸南町)
2022年にオープンしたばかりの新しいキャンプ場で、都心から約1時間半とアクセスも良好。公式サイトにも「天気のいい日には富士山が見えるサイト」があると明記されています。東京湾越しに富士山を望む、他とはまったく違う絶景が楽しめるなんて、ロマンチックですよね。

④静かな西湖エリアの魅力

「タイプ1～3」が予約必須なのに対し、昔ながらの「予約不要」のスタイルを貫いているのが、富士五湖の中でも特に「静けさ重視の穴場」と言われる西湖エリアです。

西の海キャンプ場 (山梨県西湖)
ここはなんと「予約不要」で「通年営業」「定休日なし」。週末の天気が良いからふらっと行ける（かもしれない）という、今や絶滅危惧種のような貴重なキャンプ場です。もちろん、その分「不便さ」（スーパーやコンビニが遠い）は受け入れる必要がありますが、それこそが穴場の証ですね。

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目的別！富士山キャンプ場の穴場おすすめ

「穴場」といっても、求めるものは人それぞれ。「ソロで静かに過ごしたい」「予約不要がいい」「格安がいい」など、目的別にさらに詳しく掘り下げてみます。

「ソロ」キャンプ向けの静かなサイト

「完ソロ」は難しくても、「準ソロ」くらい静かに過ごしたい。そんなソロキャンパー向けのサイトです。

グランパパ (静岡県): 「富士山眺望ぼっち区画サイト」というソロ専用サイトが用意されています。
SUMIYA BASE (静岡県): 「ソロキャンプの秘密基地」がコンセプトのソロ専用キャンプ場です。
ほったらかしキャンプ場 (山梨県): 超有名キャンプ場ですが、「デカぼっちサイト」というソロ専用サイトは、有名スポットの中にある「穴場サイト」と言えるかもしれません。
鋸南ほしふるキャンプ場 (千葉県): 「ソロキャンにおすすめ！くすくすエリア」が用意されています。

「予約不要」でふらっと行ける穴場

天候に左右されるキャンプだから、「予約不要」は本当にありがたいですよね。ただし、情報の見極めが重要です。

【最有力】西の海キャンプ場 (山梨県西湖)
前述の通り、「予約不要」「通年営業」「無休」。冬の平日にふらっと行けば、高い確率で静かな時間を過ごせそうです。

【条件付き】本栖湖キャンプ場 (山梨県本栖湖)
公式サイトに「テント利用は、予約は受け付けておりません」と明記（2025年現在）されています。テント泊に限り「予約不要」を維持している貴重な場所です。（※あの有名な「浩庵キャンプ場」とは別の施設なので注意！）

【注意】西湖自由キャンプ場
「自由」という名前ですが、宿泊はホームページからの予約が「必要」です。「デイキャンプ」のみ予約不可なので、泊まりたい方は間違えないように注意が必要ですね。

「格安」で楽しむ富士山ビュー

富士山周辺は人気エリアだけあって料金も高めですが、「格安」な穴場も存在します。

THE FOREST (山梨県都留市):
基本料金が「1,500円～（一人あたり）」と、富士山エリアでは破格の安さです。グランピングがメインの施設のようなので、テントサイトの利用条件は要確認ですが、格安の筆頭候補です。
近ヶ坂キャンプ場 (山梨県都留市):
こちらも「3,000円～」と比較的リーズナブル。都留エリアは、富士山の眺望より「アクセスの良さ」と「安さ」を重視する拠点として優秀な穴場ですね。