
こんにちは。ゆるっと、私のソロキャン時間 の中の人「ミホ」です。いつ起こるか分からない災害、みなさんはトイレの備え、十分ですか?いざという時、「トイレが流れない!」なんてパニックになるのは避けたいですよね。でも、専用の凝固剤って意外と高価だったり、備蓄数が足りなくなったりすることも…。そんな時、家にある身近なもので代用できたら心強いと思いませんか?実は、普段ペットに使っている「あのアイテム」や、古新聞などが驚くほど優秀な簡易トイレに変身するんです。今回は、災害用トイレの凝固剤がない時に役立つ最強の代用品と、その正しい使い方について、ソロキャンプでの経験も活かして徹底解説します。「使ってはいけないNGアイテム」も合わせて紹介するので、ぜひ防災知識として覚えておいてくださいね。
- 猫砂やペットシーツなど、吸収力と衛生面で優れた代用品の選び方
- 新聞紙を使った簡易トイレの作り方と吸水力アップのコツ
- 絶対にやってはいけない「水洗トイレに流す」リスクと正しい廃棄方法
- 臭いや菌を封じ込めるための二重密封テクニック
災害用トイレの凝固剤代用は猫砂やペットシーツでOK?

「専用の凝固剤がない!」そんな緊急事態でも、焦らなくて大丈夫です。私たちの身の回りには、水分を吸収・固化するための優れた製品がたくさんあります。ここでは、特におすすめの代用品とその特徴について詳しく見ていきましょう。
ペットシーツは吸収力と衛生面で最強の代用品
私が一番におすすめしたいのが「ペットシーツ」です。これ、実は構造が簡易トイレとほぼ同じなんです。
高吸水ポリマーが入っているので、おしっこを素早く吸収してくれますし、表面はサラッとしていて逆戻りもしにくい。さらに、裏面は防水シートになっているので、便器を汚す心配もありません。
使い方のコツ
便器にポリ袋をセットしたあとに、ペットシーツを敷くだけ。吸水量の多い「ワイドサイズ」なら、大人1回分の量でも余裕で受け止めてくれますよ。
猫砂を使うなら可燃ゴミに出せる紙製がおすすめ
猫ちゃんを飼っているお家なら「猫砂」も頼もしい味方です。水分を吸って固まる力は折り紙付きですよね。
ただし、選ぶなら「紙製」や「おから製」などの可燃ゴミに出せるタイプがベストです。鉱物系(ベントナイトなど)の猫砂は、重くて捨てるのが大変だったり、自治体によっては不燃ゴミ扱いになったりして、災害時のゴミ処理が難しくなる可能性があるからです。
新聞紙を代用するなら吸水力を高める加工が必要
「ペット用品なんて家にないよ…」という方も安心してください。「新聞紙」でも代用可能です。
ただし、そのまま敷くだけでは吸水力が足りません。くしゃくしゃに揉んで繊維を柔らかくしたり、細かく裂いたりして表面積を増やす「加工」が必須です。これをポリ袋の中にたっぷり詰め込めば、立派な吸水材になります。
新聞紙は消臭効果も期待できるのが嬉しいポイント。普段から古新聞をストックしておくと、いざという時に役立ちますよ。
大人用おむつや生理用ナプキンも優秀な吸水材
もし家に介護用の「大人用おむつ」や、女性用の「生理用ナプキン」があれば、それらも優秀な代用品になります。
どちらも人間からの排泄物や血液を吸収するために作られているので、吸水ポリマーの性能は抜群。おむつなら開いて敷けばいいですし、ナプキンならポリ袋の底に貼り付けて使えます。
保冷剤や重曹は凝固剤として使えないので注意
ネットでたまに見かける「保冷剤の中身が使える」という情報、これには注意が必要です。
保冷剤の中身は確かに吸水ポリマーですが、すでに水分を吸ってジェル状になっているため、さらに尿を吸収して固める力はほとんどありません。あくまで「消臭剤」の基材として使う程度に留めておきましょう。
また、重曹も消臭効果はありますが、水分を固める作用はないので、凝固剤の代わりにはなりません。
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災害用トイレの凝固剤代用を使う際の手順と捨て方

代用品が決まったら、次は実践編です。間違った使い方をすると、漏れたり臭いが充満したりして、避難生活のストレス原因になりかねません。正しい設置方法と捨て方をマスターしておきましょう。
便器にポリ袋を二重にセットする正しい設置方法
漏れを防ぐための鉄則は、「ポリ袋の二重セット」です。
- まず、便座を上げて、便器全体を覆うように1枚目のポリ袋(下地)を被せます。
- その上から便座を下ろし、2枚目のポリ袋(排泄用)をセットします。
- 2枚目の袋の中に、代用品(ペットシーツや猫砂など)をセットします。
こうすることで、万が一2枚目の袋が破れても、1枚目が受け止めてくれるので安心です。
排泄後はサンドイッチ方式で臭いと漏れを防ぐ
用を足した後は、すぐに袋を縛るのではなく、「サンドイッチ方式」で処理しましょう。
排泄物の上から、さらに猫砂やちぎった新聞紙を被せて、ブツを見えなくするんです。こうすることで臭いの拡散を抑えられますし、見た目の不快感も軽減できます。可能なら、その上から消毒用アルコールや薄めたハイターをスプレーしておくと、感染症予防にもなります。
水洗トイレには絶対に流さないことが鉄則
ここで一番大切な注意点をお伝えします。代用品を使った汚物は、絶対に水洗トイレに流してはいけません!
詰まりの原因に!
たとえ「トイレに流せる」と書いてある猫砂でも、断水時や配管が壊れている可能性がある災害時にはNGです。配管が詰まって逆流したり、下の階に漏水したりする大惨事を招きます。
臭いを封じ込める防臭袋と二重密封の保管術
使用済みの袋は、空気を抜いて口を固く縛ります。そして、さらに別の袋に入れて「二重密封」しましょう。
この時、外側の袋に「防臭袋(BOSなど)」を使うと、臭い漏れを劇的に防げます。ゴミ収集が再開されるまで、ベランダなどの屋外で、蓋付きの容器に入れて保管するのがベストです。
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実は私も、防災リュックとキャンプギアに必ずモバイルバッテリーを入れています。
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災害用トイレの凝固剤代用で乗り切るまとめ
今回は、災害用トイレの凝固剤がない時の代用テクニックについてご紹介しました。
ペットシーツや猫砂、新聞紙など、身近なものでも十分に代用できることが分かっていただけたでしょうか。もちろん、専用の凝固剤を備蓄しておくのが一番ですが、「もしも」の時の知識として持っておくだけで、心の余裕が違います。
いざという時、自分と家族の尊厳を守るためにも、ぜひ一度、家にあるもので簡易トイレを作ってみてくださいね。備えあれば憂いなし、ですよ!


