
こんにちは。ゆるっと、私のソロキャン時間 の中の人「ミホ」です。災害時の備え、みなさんは万全ですか?水や食料はもちろん大切ですが、女性にとって深刻な悩みの種になるのが「生理」ですよね。もし、避難所生活や断水で、生理中にお風呂に入れない状況になったら…。想像するだけで不安になりませんか?経血の不快感やニオイ、そして何よりデリケートゾーンのトラブルは、心身ともに大きなストレスになります。でも、正しい知識と少しの準備があれば、そんな過酷な状況でも清潔を保ち、自分を守ることができるんです。今回は、入浴できない環境下での生理中の衛生管理について、医学的なリスクや具体的なケア方法、そして私が実際に備蓄している防災グッズリストまで詳しくご紹介します。いざという時に慌てないために、今からできる備えを一緒に確認していきましょう。
- お風呂に入れないことで高まる膣炎やかぶれのリスクとそのメカニズム
- 水を使わずにデリケートゾーンを清潔にするための具体的なアイテムと手順
- 少ない水で洗浄できる「ペットボトル簡易ビデ」の作り方と使い方
- 生理用品のゴミ問題を解決する防臭袋と廃棄テクニック
生理中にお風呂入れない防災対策でデリケートゾーンを守る方法

災害時、お風呂に入れないことは単なる「我慢」では済まされません。特に生理中は、経血や汗によってデリケートゾーンが高温多湿になり、雑菌が繁殖しやすい危険な状態なんです。ここでは、そんなリスクを回避し、少しでも快適に過ごすための具体的な衛生対策をご紹介します。
入浴できない環境で起きる膣炎やかぶれのリスク
まず知っておいてほしいのは、不衛生な状態が続くとどうなるかです。健康な腟内は酸性に保たれていますが、経血(アルカリ性)が長時間付着していると、そのバランスが崩れてしまいます。
その結果、雑菌が増殖して「細菌性腟症」になったり、免疫力が低下して「カンジダ腟症」を発症したりするリスクが急増します。さらに、ムレや摩擦による「ナプキンかぶれ」も深刻です。痒くてもかけない避難所での生活は、想像以上に辛いものです。
注意ポイント
「たかが痒み」と侮らないでください。炎症が悪化すると歩くのも辛くなり、避難生活に支障をきたします。清潔を保つことは、健康を守るための最優先事項なんです。
水なしで清潔を保つデリケートゾーン専用シート
お風呂に入れない時、一番頼りになるのが「拭き取りケア」です。でも、普通のアルコール入りウェットティッシュで拭くのは絶対にNG!刺激が強すぎて激痛が走ります。
必ず「デリケートゾーン専用のウェットシート」か、「ノンアルコールの赤ちゃん用おしりふき」を備蓄しておきましょう。トイレのたびに優しく拭き取るだけで、不快感やかぶれのリスクを大幅に減らせます。
少ない水で洗えるペットボトル簡易ビデの作り方
拭くだけではスッキリしない時は、少ない水で洗える「簡易ビデ」を作りましょう。これは警視庁なども推奨している方法です。
簡易ビデの作り方
- 空の500mlペットボトルのキャップに、キリや安全ピンで小さな穴を数か所開けます。
- ボトルに水を入れ、キャップを閉めます。
- ボトルを逆さまにして指で押すと、シャワーのように水が出ます。
これを使えば、100ml程度の水でも十分に洗浄できます。ただし、必ず「前から後ろ」に向けて洗うこと。逆だと肛門の菌が入ってしまうので注意してくださいね。
経血の臭いを完全に封じ込める防臭袋の活用術
避難所生活で気になるのが、使用済みナプキンの処理です。ゴミ収集が来ない状況では、何日も手元に置いておかなければなりません。
そこで必須なのが、医療用レベルの「防臭袋(BOSなど)」です。普通のポリ袋とは違い、菌も臭いも驚くほど漏らしません。使用済みナプキンをトイレットペーパーで包み、小さな防臭袋に入れて口を縛れば、周囲に気を使わずに保管できます。
「いざという時、スマホの充電が切れたらどうしよう…」
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実は私も、防災リュックとキャンプギアに必ずモバイルバッテリーを入れています。
緊急時の情報収集はもちろん、キャンプでの夜間のライトや通信手段の確保に、必要不可欠な安心材料です。
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生理中にお風呂入れない防災グッズの備蓄リストと工夫

知識があっても、モノがなければ対策できません。ここからは、私が実際に防災リュックに入れている生理用品セットと、少しでも快適に過ごすための工夫をご紹介します。これを参考に、自分だけの「安心セット」を作ってみてください。
交換回数を減らす夜用ナプキンと吸水ショーツ
避難所のトイレは混雑していたり、汚れていたりして、頻繁に交換に行くのが難しい場合があります。
そこで私は、昼間でも「夜用」や「長時間用」のナプキンを使うようにしています。さらに、万が一の漏れを防ぐために、「吸水ショーツ」を履いておくと安心感が違います。洗濯できない状況でも、ナプキンと併用すれば数日は耐えられます。
ゴミが出ない月経カップという選択肢と注意点
「月経カップ」は洗って繰り返し使えるので、ゴミが出ないという点では最強の防災グッズです。最大12時間装着できるのも魅力ですよね。
ただし、交換時に手やカップを洗うための水が必要ですし、煮沸消毒ができない環境での衛生管理には注意が必要です。使い慣れていないと装着も難しいので、もし防災用に考えるなら、普段から使い慣れておくことが絶対条件です。
下着を洗えない時のためのおりものシート活用
お風呂に入れないだけでなく、洗濯もできないのが災害時です。下着を清潔に保つために役立つのが「おりものシート(パンティライナー)」です。
生理中でなくても、シートを毎日交換するだけで、同じショーツを数日間履き続けることができます。下着の予備をたくさん持つよりも、シートを1パック入れておく方が荷物も軽くなりますよ。
冷えとストレスによる生理痛へのカイロと鎮痛剤
災害時のストレスや寒さは、生理痛を悪化させます。お腹や腰を温めるための「使い捨てカイロ」と、飲み慣れた「鎮痛剤」は多めに備蓄しておきましょう。
ミホのアドバイス
鎮痛剤は頭痛や歯痛にも使えるので、生理用とは別に1箱入れておくと安心です。我慢せずに薬に頼ることも、避難生活を乗り切るための立派な知恵ですよ。
「いざという時、スマホの充電が切れたらどうしよう…」
「キャンプで最低限の連絡手段は確保しておきたい!」
そんなとき、信頼性の高い**大容量モバイルバッテリー**があれば解決します。
実は私も、防災リュックとキャンプギアに必ずモバイルバッテリーを入れています。
緊急時の情報収集はもちろん、キャンプでの夜間のライトや通信手段の確保に、必要不可欠な安心材料です。
- ✅ 災害時に命綱となる**スマホの充電**を確実に確保
- ✅ ポータブル電源より**小型軽量**で持ち運びが楽々
- ✅ キャンプでの**ライトや扇風機**など小物ギアの電源に最適
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生理中にお風呂入れない防災知識で自分を守るまとめ
今回は、生理中にお風呂に入れない状況での防災対策についてお話ししました。
デリケートゾーンのケアは、命に直結しないように見えて、実は女性の尊厳と健康を守るために一番大切なことかもしれません。「もしも」の時、自分自身を守れるのは、事前の準備と正しい知識だけです。
ぜひこの機会に、防災リュックの中身を見直して、生理用品やケアグッズをしっかりと追加しておいてくださいね。備えあれば憂いなし、ですよ!

