バックパック重さ5kg以下の装備とは?ULの世界を解説

バックパック 重さ5kg以下 装備

バックパック重さ5kg以下の装備とは?ULの世界を解説

こんにちは。ゆるっと、私のソロキャン時間 の中の人「ミホ」です。

キャンプや登山にハマってくると、次に気になるのが「ウルトラライト(UL)」という言葉。SNSなどで「バックパック 重さ5kg以下 装備」なんていう投稿を見ると、「え、そんな軽さでキャンプできるの!?」って驚きますよね。私も最初は、総重量5kgなんて絶対に無理だと思っていました。

でも、実はこの「5kg」にはちょっとしたカラクリがあるんです。それは「ベースウェイト」という専門用語が関係しています。この記事では、ウルトラライト登山の世界で言われる5kgの意味や、軽量化の鍵となるビッグフォー、そして安全に楽しむための最低限の装備について、私なりに調べたことをゆるっとまとめてみました。登山やULハイクに興味がある方の参考になれば嬉しいです。

  • 「重さ5kg」の本当の意味、「ベースウェイト」とは?
  • 軽量化の鍵を握る「ビッグフォー」
  • 安全を確保するために「削ってはいけない」装備
  • 5kg以下を達成した具体的な装備リストの例

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バックパック重さ5kg以下の装備とULの基本

バックパック 重さ5kg以下 装備

「バックパックの重さを5kg以下にする」と聞くと、水も食料も全部含めて5kgだと思いがちですが、実はちょっと違います。ここでは、ウルトラライト(UL)の世界の基本的な考え方と、なぜ軽量化が重要なのかについて、私なりに整理してみますね。

5kgの定義:「ベースウェイト」とは?

まず一番大切なのが、この「5kg」という数字の定義です。これは、バックパックに詰めた全ての荷物の総重量のことではありません。

ULの世界では、「ベースウェイト(Base Weight)」という言葉を使います。これは、バックパック本体と、その中に入れる全ての装備から、「消耗品」を除いた重さのことを指します。

ベースウェイト = 全装備の重さ - 消耗品(水・食料・燃料)

水や食料は、行く場所や日数によって重さが大きく変わってしまいますよね。例えば、1泊2日の登山なら水1L(1kg)と食料(約1.5kg)だけで2.5kgにもなります。

もし「総重量5kg」を目指すと、装備に使えるのはたった2.5kg。これは安全装備を削らないと達成できない、すごく危険なレベルなんです。だから、いつでも変わらない「装備本体の重さ(=ベースウェイト)」を5kg以下にすること。これが、ULにおける一つの大きな目標とされています。

なぜベースウェイトが重要なのか

では、なぜそんなにベースウェイトにこだわるのでしょうか。それは、ベースウェイトが軽ければ軽いほど、その分「消耗品」を多く持てるようになるからです。

例えば、ベースウェイトが10kgのAさんと、5kgのBさんがいたとします。二人が同じ15kgの重さを背負うとしたら…

  • Aさん:持てる消耗品は 5kg
  • Bさん:持てる消耗品は 10kg

Bさんの方が、より多くの水や食料を持つことができます。これは、登山の「安全マージン(余裕)」が大きくなることを意味します。ベースウェイトを軽くすることは、荷物を軽くして楽に歩くためだけでなく、万が一の事態に備えて水や食料をしっかり持っていくための、重要な安全戦略でもあるんですね。

登山装備軽量化の鍵「ビッグフォー」

ベースウェイト5kgを目指す上で、最も効果的なのが「ビッグフォー(The Big Four)」と呼ばれる4つの大きなアイテムを見直すことです。ベースウェイトの半分以上は、この4つが占めていると言われています。

軽量化の鍵「ビッグフォー」

  1. バックパック(ザック)
  2. シェルター(テントやタープ)
  3. スリーピングバッグ(寝袋)
  4. スリーピングマット

例えば、一般的なテントが1.5kg〜2kgあるのに対し、UL特化型のシェルター(ツェルトやタープ)は300g〜500g程度しかありません。このビッグフォーを軽量なものに変えるだけで、一気に2kg、3kgと重さを減らすことが可能です。5kgの壁を破るには、まずこの4つから見直すのが一番の近道なんですね。

危険な軽量化(Dangerous UL)とは

ただ、ここで一つ大きな注意点があります。それは、5kgという数字にこだわるあまり、安全に関わる装備まで削ってしまうことです。これは「Dangerous UL(危険なUL)」と呼ばれています。

絶対に削ってはいけない装備

  • レインウェア: 雨で体が濡れることは、低体温症に直結する最大の危険です。
  • ヘッドライト: 道迷いやケガで行動が遅れた場合、夜間の安全を確保する生命線です。
  • ファーストエイドキット: 絆創膏や常備薬など、最低限の救急セットは必須です。

「軽い=正義」ではなく、「安全の範囲内で、いかに快適さを保ちながら軽くするか」を考えるのが、本当のウルトラライトの考え方かなと思います。

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バックパック重さ5kg以下の装備を実現する戦略

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では、具体的に「ベースウェイト5kg以下」を実現するには、どんな道具を選べばいいのでしょうか。ここでは、ビッグフォーを中心とした軽量化の戦略と、具体的なアイテム例を見ていきます。

ULバックパックとシェルターの選び方

ビッグフォーの中でも、特に重量を占めるのがこの二つです。

バックパック(ザック)

ULバックパックは、背負い心地を良くするための金属フレームを省いた「フレームレス」モデルが主流です。軽いものだと300g台からあります。ただ、フレームレスのザックは荷物が重くなると途端に背負い心地が悪くなるので、ベースウェイトがしっかり5kg以下になってから導入するのが良さそうです。

現実的な選択肢としては、軽量なフレームが入ったモデル(800g台など)を選び、他の道具を徹底的に軽くして、背負う快適さも確保するという戦略もあります。

シェルター(テント・タープ)

5kg以下を目指す場合、1.5kg以上ある一般的な自立式テントは選択肢から外れることが多いです。代わりに使われるのが、トレッキングポール(登山用の杖)を使って設営する非自立式のシェルターです。

  • ツェルト: もともとは緊急用の簡易テントですが、居住性を高めたモデル(ファイントラック / ツェルト2ロング:345gなど)が人気です。
  • タープ: 一枚の布をポールとロープで張るシェルターです。最も軽量(150g程度〜)ですが、天候への対応など、設営には技術と経験が必要です。

シェルターの軽量化は、設営スキルと「どこで寝るか」の経験値が必要になる、少し上級者向けのテクニックかもしれませんね。

スリーピングシステム(寝袋・マット)

快適な睡眠は、登山の疲れを取るためにとても重要です。ここを削りすぎると、眠れずに体力を消耗してしまいます。

スリーピングバッグ(寝袋)

軽さを追求するなら、背中側の綿を省いた「キルト」タイプが主流です(500g前後)。ただ、寝相が悪いと隙間ができて寒いことも。軽量なマミー型シュラフ(350g〜)でも、対応温度(例:快適温度9℃)を選べば、十分5kg以下を狙えます。自分がキャンプする季節の最低気温に合わせた保温力は、絶対に妥協してはいけないポイントです。

スリーピングマット

マットの役割は「寝心地」と「地面からの冷え遮断(R値)」です。軽さだけならクローズドセルマット(100g前後)ですが、快適性は低めです。空気で膨らむエアマットは、快適性は高いですが、重くなり(300g〜)、パンクのリスクもあります。

面白いのは、2.8kgという超軽量装備のリストでも、寝心地を優先して53gの最軽量マットではなく、少し重い75gのマットを選んでいたりします。自分にとって最低限必要な「快適さ」を見極めることが大切なんですね。

調理(クッキングシステム)の軽量化

ULの調理は「料理」ではなく、「お湯を沸かすこと」に特化するのが基本です。アルファ米やフリーズドライ食品をお湯で戻して食べます。

  • クッカー: 軽さを求めるなら「チタン」素材一択です。500ml程度のお湯が沸かせるマグポット(75g程度)が人気です。
  • ストーブ: アルコールストーブ(10g台〜)が最軽量の選択肢ですが、火力調整が難しいという側面もあります。

究極の軽量化として、火を使わず食料を水で戻す「コールドソーク」という方法もあります。ストーブや燃料がゼロになりますが、「温かい食事がとれない」という精神的なデメリットとのトレードオフになりますね。

浄水器で「水」の重さを削減する

これは私が最も「なるほど!」と思った戦略です。バックパックの中で一番重いのは、消耗品である「」(1L=1kg)です。

従来の登山では、安全のために必要な水をすべて背負っていましたが、ULハイカーは50g〜60g程度の軽量な浄水器(ソーヤー マイクロスクィーズフィルターなど)を携帯します。これがあれば、道中の川や沢の水を安全な飲み水に変えられます。

つまり、わずか50gの「ベースウェイト」への投資で、1kgや2kgといった「総重量」を劇的に減らせるわけです。これは登山道の水場が信頼できる場合に限られますが、ベースウェイト5kgを達成した上で、総重量を軽くするための最も効果的な戦略の一つです。

削ってはいけない安全装備(レインウェア)

5kgを目指すあまり、「最軽量」という言葉に惹かれて安全装備のスペックを落とすのは「Dangerous UL」です。

特にレインウェアは重要です。超軽量モデル(ジャケット110gなど)は、耐水圧(水の侵入を防ぐ性能)が10,000mm程度と低い場合があります。大雨と強風時に浸水して低体温症になった例も報告されており、スペック上の軽さだけを追い求めるのは危険です。

安全マージンとして、耐水圧20,000mm程度のスペックは確保したいところ。そのため、あえて少し重く(230g台など)なっても、信頼できる素材のレインウェアを選ぶことが、結果的に安全な登山につながります。

5kg達成の装備リスト(ロードアウト)例

参考として、実際にベースウェイト5kg以下を達成している装備リスト(ロードアウト)を2つ見てみましょう。

カテゴリ ケース1:4.9kg(バランス型) ケース2:2.8kg(先鋭的)
ザック ゼログラム (1,440g) Zpacks (375g)
シェルター ツェルト (345g) タープ (142g)
寝袋 シュラフ (350g) キルト (507g) ※
マット ULテントマット (93g) 山と道 (75g)
ビッグフォー合計 2,228g 1,099g

※ケース2の寝袋が重いのは、より低い温度に対応するカスタム品のためと推測されます。

ケース1のリストはとても面白いですよね。ザックに1.4kgも割いています。これは、シェルターやマットを極限まで軽くして、浮いた重さを全部「背負い心地の良さ」に投資した戦略です。必ずしも全部を最軽量にしなくても、トータルで5kgを目指せるという良い例かなと思います。

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バックパック重さ5kg以下 装備の総まとめ

最後に、バックパックの重さを5kg以下にするための装備について、ポイントをまとめてみます。

  • 5kg以下とは「総重量」ではなく「ベースウェイト(水・食料・燃料を除く装備の重さ)」のこと
  • ベースウェイトを軽くすると、その分、安全のための水や食料を多く持てる
  • 軽量化の鍵は「ビッグフォー(ザック、シェルター、寝袋、マット)」の見直し
  • 5kgを目指すなら、一般的な自立式テント(1.5kg〜)からツェルト(300g台)などへの切り替えが必要
  • シェルターの軽量化には、設営スキルと経験の習得がセットで必要
  • スリーピングマットは軽さだけでなく、最低限の寝心地も考慮して選ぶ
  • 調理は「湯沸かし」に特化し、チタン製クッカーやアルコールストーブで軽量化
  • 50g程度の浄水器を導入すると、背負う水の重さ(総重量)を劇的に減らせる
  • レインウェアや救急セットなど「安全装備」は絶対に削ってはいけない
  • 最軽量スペックに囚われず、耐水圧など安全マージンを確保した道具を選ぶことが重要
  • 装備リストの例を見ると、快適性をどこに割り振るか、人によって戦略が違うことがわかる
  • ベースウェイト5kgは、安全で快適な登山を楽しむための「手段」であって「目的」ではない

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ミホ

都内で働く、28歳の事務職OL。 典型的なインドア派でしたが、アニメをきっかけにソロキャンプの世界へ。

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