
こんにちは。ゆるっと、私のソロキャン時間 の中の人「ミホ」です。
ソロキャンプって、自分のペースで自然を満喫できるのが本当に最高ですよね。でも、元インドア派の私にとって、最大の敵が「虫」でした…。特に女子ソロキャンプだと、虫対策は快適さと安全に直結する大問題です。「最強の虫対策グッズは?」「テント内やタープ泊での対策は?」と悩んでいる方も多いんじゃないでしょうか。
この記事では、「虫対策 グッズ ソロキャンプ」というテーマで、私がいろいろ試して「これは!」と思った最強の組み合わせや、軽量化(UL)を意識したアイテム選び、夏の時期の注意点まで、ゆるっと解説していきます。虫が苦手な女性でも安心してキャンプを楽しむためのヒントが満載です。
- 虫対策は「単一の最強グッズ」ではなく「多層的な組み合わせ」が鍵
- 肌を守る「個人防衛」(虫除けスプレー・防虫ウェア)
- サイトを守る「空間防衛」(蚊取り線香・ランタン)
- 刺された後の必須アイテム(ポイズンリムーバー・市販薬)
ソロキャンプの虫対策グッズ【予防編】

虫対策で一番大切なのは、「刺される前」にいかに虫を寄せ付けないか、です。ここでは、自分自身を守るための「予防」に焦点を当てたグッズとテクニックを紹介しますね。
虫対策は「多層的防衛」が最強
まず知っておきたいのは、「これ一つでOK」という最強の虫対策グッズは存在しない、ということです。キャンプ場には、蚊、ブヨ、アブ、蜂、ムカデなど、活動時間も特性も違うたくさんの虫がいます。
なので、複数の対策を組み合わせる「多層的防衛」という考え方がすごく重要になります。私が意識しているのは、こんな感じです。
- 【第1層】個人防衛: 服装や虫除けスプレーで「自分自身」を守る。
- 【第2層】空間防衛: 蚊取り線香やランタンで「自分のサイト」を守る。
- 【第3層】物理防衛: テントのメッシュや蚊帳で「寝床」を守る。
これらを組み合わせることで、虫が苦手な私でもかなり快適に過ごせるようになりました。
夏の虫対策と害虫の活動時期
特に夏のキャンプは虫対策が本番です。でも、敵を知れば対策も立てやすくなります。虫によって活発になる時間帯が違うんです。
| 害虫名 | 活発な時期(目安) | 活発な時間帯 | ミホの対策メモ |
|---|---|---|---|
| 蚊 | 4月~11月 | 夕方~夜間 | テント内での電子蚊取り器が必須。 |
| ブヨ(ブユ) | 3月~9月 | 朝・夕 | 肌を刺すのではなく噛み切るので、刺されると厄介。ハッカ油が効くと言われます。 |
| アブ | 6月~9月 | 昼行性(朝・夕) | 黒い色に寄ってくる習性が。白っぽい服が◎。 |
| 蜂 | 7月~10月(凶暴化) | 昼行性 | 黒い服や香水はNG。見かけたら静かに離れる。 |
| ムカデ | 春~秋 | 夜行性 | 地面を這うので、テントのファスナーは閉め忘れ厳禁! |
このように、夕方からは「蚊」、朝夕は「ブヨ」に特に注意が必要、ということがわかりますね。
蚊・ブヨ対策(個人防衛)
肌を直接守る、個人防衛の基本アイテムです。
虫除けスプレー(イカリジン vs ディート)
虫除けスプレーの成分には主に「ディート」と「イカリジン」があります。どちらも蚊やブヨ、アブ、マダニに効果がありますが、私はイカリジン配合のものをおすすめします。
理由は、ディートには「プラスチックや塗装面を溶かす」性質があるからです。お気に入りのキャンプギア(時計やランタンなど)がうっかり変質したらショックですよね…。イカリジンは肌に優しく、使用回数制限もなく、ギアにも安全なので、ソロキャンプには最適かなと思います。
ハッカ油スプレー
ブヨ対策として有名なのが「ハッカ油」です。水と無水エタノール(薬局で買えます)にハッカ油を数滴垂らして自作できます。清涼感もあって、夏の暑い日にはリフレッシュにもなりますよ。ただし、持続時間が短いので、こまめにスプレーする必要があります。
蜂・アブ対策(おにやんま君など)
蜂やアブは、スプレーが効きにくい強敵です。これらには、「視覚」に訴える対策が有効と言われています。
その代表格が「おにやんま君」。蜂やアブの天敵であるオニヤンマを模したアクセサリーです。これを帽子やザックの目立つ場所につけておくと、虫が天敵と勘違いして寄ってこない…という仕組みです。
正直、科学的な効果は賛否両論あるみたいですが、「お守り」として付けておくだけで安心感が違います。デザインも可愛いものが多いので、アクセサリー感覚で使っています。ただし、蚊には全く効果がないので、スプレーとの併用が前提ですね。
おしゃれで軽量(UL)な防虫ウェア
虫対策グッズとして、おしゃれさと機能性を両立できるのが「防虫ウェア」です。これは「着る虫除け」とも呼ばれています。
「スコーロン」などの特殊な防虫素材を使ったウェア(Foxfireなどが有名です)は、虫が生地に触れると嫌がって逃げていく仕組みです。メッシュのパーカータイプなら、夏場でもTシャツの上に羽織ることができ、日焼け対策(UVカット)も兼ねられます。
スプレーのように塗り直す手間がなく、着ているだけで自動的に虫から守られる「受動的防衛」は、UL(ウルトラライト)や軽量化を目指すソロキャンプにおいて、荷物を減らす意味でもとても合理的かなと思います。
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実は私も、防災リュックとキャンプギアに必ずモバイルバッテリーを入れています。
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ソロキャンプの虫対策グッズ【対処・実践編】

予防していても、虫はどこからかやってきます。次は、自分のサイト(居住空間)を守る方法と、万が一刺されてしまった時の対処法です。
テント内の空間防衛グッズ
テント内は、私にとって最後の安全地帯。ここだけは絶対に虫に入ってほしくないですよね。そこで活躍するのが、火を使わない電子蚊取り器です。
FLEXTAIL タイニーリペル
これは私が使っている中でも特におすすめの多機能ギアです。USB充電式で、①蚊取り(蚊取りマット使用)、②LEDランタン、③モバイルバッテリーの3役をこなしてくれます。ソロキャンプの荷物を減らしたい(UL)ニーズにぴったりで、テント内に吊り下げておくだけで安心感が爆上がりします。
他にも、UVライトで虫を誘って電撃で倒すタイプのランタンもありますが、薬剤を使わない反面、虫の死骸がたまるのが難点かもしれません。
ムカデ・アリ対策(地面の防衛)
空中の敵だけでなく、地面を這う敵、特にムカデやアリへの対策も忘れてはいけません。ムカデは毒を持っているので、テント内への侵入は絶対に防ぎたいですよね。
一番簡単な対策は、テントを設営した後に、その周囲をぐるっと囲むように「アリ・ムカデ用の粉剤」を撒いておくことです。これが物理的な「城壁」の役割を果たしてくれます。ソロキャンプで荷物を増やしたくない気持ちもわかりますが、こればかりは安全のために持っていくようにしています。
就寝時(テント内・タープ泊)の物理防衛
どんな対策をしても、寝ている間は無防備です。就寝時の安全は、物理的に確保するのが一番です。
一番確実なのは、インナーテントがフルメッシュになるタイプのテントを使うこと。これで地面と空中の両方からの侵入を防げます。
もしタープ泊やフロアレス(床がない)シェルターで寝る場合は、「蚊帳(かや)」が必須です。最近はコット(簡易ベッド)にすっぽり被せられるタイプや、ポップアップ式で簡単に設営できる軽量な蚊帳も多いので、開放感と安全性を両立できますよ。
刺された時の対処グッズ
どれだけ対策しても、刺される時は刺されます…。その時のために、応急処置グッズも必需品です。
ポイズンリムーバー
蜂やアブ、ブヨ、ムカデなどに刺された(噛まれた)際、毒液を吸い出すための器具です。刺された直後にすぐ使うことが重要。注射器のような形で、傷口に当てて吸引します。あくまで応急処置ですが、あるとないとでは安心感が違います。
ステロイド軟膏
蚊やブヨなら通常のかゆみ止めでも良いですが、アブやムカデの強い炎症には太刀打ちできません。「ストロング」クラスのステロイド軟膏を一つ、救急セットに入れておくと、万が一の際の腫れや痛みを強力に抑えてくれます。
※医薬品の使用については、薬剤師さんにご相談くださいね。
女子ソロキャンプの注意点
最後に、女子ソロキャンプならではの虫対策の注意点です。それは、化粧品や日焼け止めなどの「匂い」です。
熊対策の記事でも書きましたが、熊だけでなく虫も、甘い香りやフローラルな香りに引き寄せられることがあります。キャンプ中は、香りの強い香水や化粧品、ハンドクリームなどの使用は控えるのが無難です。
また、蜂は黒い色を攻撃対象として認識する習性があるため、黒や紺色の服は避け、白やベージュなど明るく淡い色の服装を選ぶことも、安全対策の一つになります。
「いざという時、スマホの充電が切れたらどうしよう…」
「キャンプで最低限の連絡手段は確保しておきたい!」
そんなとき、信頼性の高い**大容量モバイルバッテリー**があれば解決します。
実は私も、防災リュックとキャンプギアに必ずモバイルバッテリーを入れています。
緊急時の情報収集はもちろん、キャンプでの夜間のライトや通信手段の確保に、必要不可欠な安心材料です。
- ✅ 災害時に命綱となる**スマホの充電**を確実に確保
- ✅ ポータブル電源より**小型軽量**で持ち運びが楽々
- ✅ キャンプでの**ライトや扇風機**など小物ギアの電源に最適
- ✅ **機内持ち込み可能**なサイズで普段使いにも便利!
【まとめ】虫対策グッズとソロキャンプの戦略
この記事では、ソロキャンプを快適に過ごすための虫対策グッズと戦略を、私の視点でまとめてみました。
- ソロキャンプの虫対策は「最強のグッズ一つ」ではなく「多層的防衛」が鍵
- 蚊、ブヨ、アブ、蜂など、敵(害虫)の活動時間や特性を知ることが第一歩
- 個人防衛として、肌とギアに安全な「イカリジン」スプレーがおすすめ
- ブヨには「ハッカ油」、蜂・アブには「おにやんま君」が補完的に有効
- 防虫ウェア(スコーロン等)は、軽量化(UL)にもなる多機能アイテム
- サイトの空間防衛には、強力な「パワー森林香」が頼りになる
- テント内(就寝時)は、火を使わない電子蚊取り器が安全で便利
- FLEXTAILタイニーリペルは、蚊取り・ランタン・電源を兼ねるソロの必需品
- ムカデ対策には、テントの周りに粉剤を撒くのが効果的
- タープ泊など床がない場合は、コット用蚊帳で物理防衛を
- 刺された時の対処グッズとして「ポイズンリムーバー」と「ステロイド軟膏」は必須
- 女子ソロキャンプでは、香りの強い化粧品や黒い服装にも注意
- 虫が苦手でも、正しい知識と準備でキャンプは絶対に楽しめる


